補助金や助成金を活用してみる

こんにちは、起業カレッジ Initial Stage 主宰の伏見美映です。

個人事業主や法人になると、補助金や助成金を申請する事が可能になります。

中には、起業前の方が対象となるものもあります。

特に2020年にコロナになってから、今まで以上に補助金や助成金の枠が大きく広がりました。

補助金や助成金は、国や地方公共団体、民間団体などが支出しているもので、原則は返済不要となります。

返済不要なだけに、一定条件を満たしている必要があり、審査に通らなければいけません。

そして、事前にお金をポン!と貰えるものではありません。一定期間が終わったところで、すでに支払ったものに対して助成金・補助金が出ますので、資金繰りも考えておかなければいけません。

創業助成金

東京都での創業助成金のお話になりますので、ご了承ください。

都内で事業を営む経営者、または起業予定の人を支援する「創業助成金」は、創業初期にかかる経費の一部を「最大300万円」支援してくれる、とっても嬉しい助成金です。

金額が大きいだけに、条件もシビアなのですが、その条件の中の一つに「東京都と公社が実施している創業支援事業を利用した経験がある事業者であること」とあります。

創業支援事業を利用するには、少なくとも2〜3か月時間がかかります。

ですので、事前の準備が必要です。

創業支援事業を利用する方法はいくつかあるのですが、

その中でもオススメなのは「TOKYO創業ステーションの事業計画書策定支援

TOKYO創業ステーションでアドバイスを受けながら、事業計画書を作ります。

つまり、事業計画書を作ることもできて、さらに助成金を受ける条件を満たす事ができる支援事業です。

ごく一般的な事業計画書となりますので、実際使用するには、申請する補助金や助成金に合わせた事業計画書に手直しする必要があります。

この支援事業で、大まかに事業計画書はどういうものか、また資金繰りなどについての考え方などを知ることができますので、とても良い支援事業だと感じています。

東京都以外の方も、中小企業庁のサイトや市区町村の産業振興課などで創業助成金の募集状況をチェックしてみると良いでしょう。早め早めの行動が良いですよ!

事業計画書を作ってみる

補助金や助成金の申請をサポートしてくれる企業や士業の方も多くあります。

しかし、まずは自分で事業計画書を作成することにチャレンジしてみましょう!

起業前の方であれば、事業の内容を具体化しなければいけません。

すでに起業している方であれば、事業の見直しをするのに役立ちます。

締め切りがありますから、集中して、自分の事業について考えさせられるわけです。

これほど良いタイミングはありません。

助成金に採択されるためには、事業計画書の書き方にも「コツ」がありますので、起業カレッジInitial Stageの中で、詳しくお伝えしていきたいと思います。

無料で事業計画書をチェック!

小規模事業化補助金を申請するならば、商工会議所でも事業計画書をチェックしてもらうことが可能です。

全くゼロから事業計画書を作るというより、できたものをチェックしてもらう、という感じになると思います。

チェックしてもらってアドバイスをもらうだけで、自信につながるので、機会があればぜひチェックしてもらうと良いでしょう。

その他にも、助成金の申請のための事業計画書の作成には、「よろず支援拠点」も利用する事ができます。

中小企業、創業予定の方などの経営に関する相談ができる場所なのですが、国が全国に設置している施設です。

また、市区町村でも、企業支援などのサービスがありますので、ぜひご自身の市区町村で確認してみることをお勧めします。

こうした無料で利用できる支援機関を使うと、初めてでも、自分で事業計画書を作成することが可能になります。

助成金・補助金の数々と公式サイト

時々行いたいのが助成金・補助金の情報チェックです。

経済産業省(事業再構築補助金、小規模事業者補助金などのお知らせがあります)

https://www.meti.go.jp/

ものづくり補助金(2021年度版)

https://portal.monodukuri-hojo.jp/

創業助成金(TOKYO創業ステーション)

https://startup-station.jp/m2/services/sogyokassei/

中小企業庁

https://www.chusho.meti.go.jp/

Jグランツ公式サイト

助成金・補助金の申請をオンラインで行うには、JGrants(Jグランツ)という経済産業省が運営するサービスに登録しなければなりません。JグランツのIDを取得するのに2〜3週間かかりますので、取り急ぎ申請しておくと良いでしょう。

https://www.jgrants-portal.go.jp/

助成金・補助金の申請を行うことで、自分の起業が具体化していきます。

自分の事業のスタイルにあった助成金・補助金を探して、ぜひトライしてみてください!

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