集客する際に、いちばん大きな効果があるのが「実績」です。
しかし、この「実績」がないことで、どうアピールしたらいいか悩んでいる起業初心者は多いはず。
試合に出たことがない人に「試合で勝った回数を書いてください」と言っても、書きようがないですよね。
この記事では、そのような起業初心者さんでも作れる実績の作り方についてお話します。
提示する「実績」として、一番効果的なのは「お客さまの声」です。
「社会的証明」ともいって、あなたのサービスを第三者の立場から「いい！」「効果あった」と
言ってもらうことで、より説得力が増します。
メーカーの広告で「美味い！」と書いていても「そりゃ、自社商品を不味いというわけないでしょ」と思ってしまいますよね。
そんな時に、友達から「あの新商品おいしかった！」と言われると、
「本当なんだ！」と思うでしょう。
それと同じで、第三者による実績の声というのは、非常に大切です。
そして、この第三者の声というのは、起業初心者でも集めることが可能です。
以前から「お客さまの声を聞きましょう」とお伝えしていますが、
はじめは無料でもいいので「お話を聞かせてください」といって、
見込み客と１対１で話を聞いてほしいのです。
そうすると、いろんな角度から相談を聞くことができます。
「実績＝有料で売れたもの」と考える人が多いのですが、決してそんなことはありません。
無料でも相談にのって、相手の悩み解決に繋がったなら、
それを実績として使わせていただくこともできます。
はじめは無料でいいから、とにかく対話して
お客さまの悩みの深堀りとサービスの向上を目指していきます。
お客さまの話を聞いてると、自分がよかれと思っているサポートが
求められていなかったなんてことも出てきます。
「そのサポートより、こっちのサポートの方がいいな」と気付き、
特典に追加することで売れはじめるということもありますし、
もしそれでお客さまに実績が出たなら、LPに掲載させていただくこともできます。
おそらく快く応じてくれますし、対談動画なども撮影させてもらえると思います。
たまに「無料」だからといって手を抜く人がいますが、大事なのはここで手を抜かないこと。
「しっかり実績を出してもらうことで次に繋げるんだ」という意識をもつことで、
あなたの本当の実績につながります。
また、有料無料関係なく、あなたのファンになってもらえたら、
その人が勝手にあなたのことを口コミで広めてくれます。
そのことを踏まえても、お客さまと対話することには大きな意味があるんです。
このような段階を踏むことで、サービス内容もセールスも充実していくので、
「育てる」という意識でやってみましょう。
ペルソナを自分の頭で考えていると、そのペルソナ像が根本的にずれてることもありますし、
お客さまの悩みを書き出そうと思ってもあまり出てこないと思います。
でも、お客さまと実際に会話していると、自分では思いもつかなかったことで悩んでいたり、
もっと広い範囲での悩みが聞けたりします。
自分の頭のなかで想定される悩み10個しか挙げられない人と、実際のお客さまから聞き出し、
お客さまの悩み50個挙げられる人。
どちらが充実したサービス、成果の出るサポートができるか？を考えると
後者と答える人は多いでしょう。
そして、たくさんの声を聞いていると、
そのなかで成果が出た人の声を使わせていただくことはもちろん
「これまで〇〇人のサポートをしてきた私が」と謳うことができます。
「1万人以上診断してきた〜」って、広告でもよく見かけますよね。
このような実績は、小さな積み重ねの先にあります。
それでも「お客さまと対話する方法以外の実績の作り方を知りたい」という場合は、
これまでかけてきた自己投資の話でもいいでしょう。
「このくらいの時間をかけてきました」「このくらいのお金をかけてきました」など。
「料理ひとすじ30年の一流シェフ」と言われると、
単に「料理が好きです」と言ってる人よりも大きな説得力がありますよね。
他には「営業成績ナンバーワンだった私」など、会社員時代の実績が使える人は
その経験をアピールするといいでしょう。
初心者の人でも、実績をつくる方法はたくさんあるので、まずはやってみましょう！
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